ドア連動フットライト
夜や駐車場内など暗い場所で足元を照らしたい時、マップランプでは暗いため市販製品をシガーソケットを使用して照らしていました。 最近では純正でフットランプが付いている車もあり、羨ましかった(´Д`;) そこで純正では使われていない市販製品の青色のものでドアに連動して足元を照らそうと思い作りました。 ただ単に照らすだけならドアスイッチから直接とってしまえばいいけど、
残灯システムやON/OFF機能を持たせたかったため少し凝ってみました。 作業自体は難しいものではありませんが、天井裏に配線を通すため、多少首や腕が疲れるかもしれません。 |
◆必要な物◆
◆あったらいいなアイテム◆
◆所要時間◆ ◆作業レベル◆ ◆使用感◆ |
■作業手順■
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何となくの配線はこんな感じです。 |
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マップランプの残灯システムを利用するため、マップランプから電源を取ることにしました。 マップランプは少し力を入れれば手でも取れます。 よほどの怪力さんでない限り壊れないと思います。思い切ってどうぞ。 ネジ、ボルト類なし。 |
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天井裏からケーブルでつながっているので、それを外すとマップランプが取り外せます。 マップランプ側のコネクタ配線の色の役割を記しておきます。 黒:アース |
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表側の半透明プラスチックを取って電球との接触部分と照らし合わせながら電源を確保する場所を決めます。 今回、配線を傷つけたくなかったため、写真の場所でコネクタによって固定しました。 意外と固定力あります。 |
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電源確保場所を決めたら、次にアースする場所を決めます。 左側が助手席側で、右側が運転席側です。 今回は運転席、助手席の両方ともマップランプ手動点灯と同時にフットライトを付けたかったので、両方からアース線を引きました。 また、マップランプ手動点灯の際にはフットライトを点灯させないようにするには、緑の線にアースすればいけると思います。 そして、配線し終わったら接続が楽になるように分岐タップで片方固定しておきます。 |
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次にシガーソケットへ差し込んでいたプラグの加工です。 こちらもまた再びシガーソケットとして使えるように、断線などといった極端なことはせずに加工します。 もう一つの理由として、今回の市販製品にはプラグにON/OFFのスイッチがあり、 さらに1Aのヒューズが入っていたため、そのまま使いたかったという理由もあります。 プラグを使う予定のない方は配線を切って使っていただいてもOKです。 画像左下の突き出ている部分が電源、側面がアースです。 |
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まず、プラグを分解して、電源、アースの場所を知り、仕組みを理解してください。難しいものではありません。 緑丸の部分のようにアース線を引き出す穴を開けます。(ピンバイス使用) |
同様にして電源側にも配線が通るようにして丸型棒やすりで削ります。 | |
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こんな感じで電源、アース線を引き出します。 |
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絶縁のため露出している金具部分をビニールテープで覆います。 配線の方法は人それぞれですが、表に線が出ていると配線がごちゃごちゃして鬱陶しかったため、内張りの中にしまいました。 |
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今回はマップランプから左前ピラーを通り、グローブボックス裏を通って運転席周辺へ配線します。 マップランプからフロントガラス側へ配線を通すには障害物があるので、細長くてしなやかで、かつ曲がりにくい棒を使います。 今回は竹材の細いものを使用しました。 配線するところへ竹材を通して竹材の端に配線をビニールテープで固定し、竹材を引き抜きます。
この際、竹材はフロントガラス側から通した方が楽でした。 |
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左前ピラーを通してグローブボックス裏へと通すにはグローブボックスが邪魔になってきます。 そこでグローブボックスを外します。 外し方は写真の緑丸のあたりにある各ネジ、ボルトを外すことによってはずれます。 左下以外はプラスドライバーで外せますが、左下は10mmボルトになっているので10mmレンチが必要になります。 10mmボルトはそのままでは見えないので、サイドステップ辺りのカバーをはずし、発炎筒が付いた内張りを外すと見えてきます。 |
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グローブボックスを外し、配線が裏へ出てきたところです。 細い部分を通す上に姿勢が大変かと思います。 |
先に作っておいたプラグ改を分岐タップを利用してつなぎ固定します。 | |
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グローブボックスを戻してマップランプのカプラーをつないだら完成です。 マップランプのdoorスイッチを入れて点灯確認をしましょう。 残灯、ON/OFF機能が正しく機能していればOKです。 |